こんにちは。営業企画部の酒井です。少し前の話になりますが、九月と言えば中秋の名月!今年は知人の誕生日と重なり、一緒に見ることができました。意識して夜空を見たのがかなり久しぶりで改めて月の大きさや星々のきれいさに圧倒されました。
満月を見る場所と言えばどこを思い浮かべるでしょうか。縁側を思い浮かべる方も多いと思います。
今日は縁側についてのお話です。
はじめに縁側とは 家の建物の縁(へり)部分に張り出して設けられた板敷き状の通路である。庭等外部から直接屋内に上がる用途ももつ。縁側は日本建築(日本家屋)に独特のものだが、西洋建築(欧風建築)にみられるウッドデッキ、ベランダ、テラス、ポーチ、バルコニーなどは縁側に意匠的には似ている。(Wikipedia参照) というもの。
家の外ともいえるし中ともいえる。非常に曖昧な空間です。
そのあいまいさが縁側の最大の特徴です。昔の家は気密、断熱性が悪く家の中の温度は決して快適ではありませんでした。ですが縁側を挟むことによって外に光を障子から取り入れつつ外気を遮断してくれる効果があります。また日向ぼっこをしたりおしゃべりをしたりなど家族のコミュニケーションの場としても使われます。性能面、意匠面どちらから見ても日本建築には欠かせない存在です。
尚、縁側には濡縁、くれ縁などの種類がありますがその話はまた次回させていただきます!
是非皆様のお家にも縁側を設けてみてはいかがでしょうか。