普請道楽の家
普請道楽・・・建築物などを建てたり、修理したりする道楽。また、その人。
私の祖父は虎姫町で製材業を営んでおりましたが、その頃に家を建てるというのは一族の大事業であり、いわゆる旦那衆の最大の道楽でもありました。山を買い、材木を切り出し、乾燥させ、大工を選び、上棟には近隣総出で手伝い、それは何年もかかる大事業だったそうです。
また普請道楽と呼ばれる人達も多くいて、茶室とか離れなどを凝ったつくりにしたり、床の間や襖絵などを趣味にまかせて誂え、センスあふれる建物に人を招いては楽しんおられたそうです。
時代や場所に限らず地域の風景や風格をつくってきたのは、そういった風格ある建築物だと思います。我々の街も先祖がそういった粋やこだわりを大切にした結果、当時の普請道楽が今日の財産となり観光資源の一部にもなっています。
今日のような経済状況では過ぎた道楽は難しいところもあると思われますが、あなたの普請道楽の夢を叶えませんか?トコトンこだわった建物づくりを一緒にお手伝い致します!
茶室
茶の湯・茶道と言えば……「茶室」と言うイメージを浮かべる方が多いかと思いますが、そのイメージの通り、お茶室はお招きした主人(亭主)とお客様(客)とが同じ空間で同じ時を過ごし、双方向で心を通わせる場でもあります。そこには凛とした雰囲気があり茶の湯・茶道において大きな役割を持った空間でもあります。
茶室は、その大きさにより「小間(四畳半以下)「広間(四畳半以上)」とに分ける事が出来ます。時代や流派など様々ですが、「小さな空間の中で豊かな広がり」をもたらすものが「茶室」である、と言っても過言ではないでしょうか。
数寄屋つくり
数寄屋づくりとは、個々の好みにあわせてつくった和風建築のことを言います。 イメージは人それぞれですが、現在は軽いイメージを加えた建物が好まれるようになってきました。自然に風化していく、木のぬくもりを感じていただき、数寄屋づくりの良さに触れてください。塗料を使用しなくても素敵な空間が生み出せるのです。
数奇屋造りは、自然の物(山の物、川の物、里の物)や何処にでも有る物を使います。例えば、山の木、木も様々で杉、松、檜、桜、椿、等、川は石、葦、萩、茅等、里には竹も沢山有り(真竹、淡竹、女竹、白竹、晒竹、図面竹、煤竹)ます。
また数奇屋には丸太や竹などをよく使います。自然の物を上手く使い、ごく自然にそこに有るように心がけながら、材のバランスを見て「侘び」を心がけながら露地(庭)との調和を見てつくる普請です。
また数奇屋造りは、お施主様と共に考えながら作ってまいります。自然の雰囲気が好きな方、お茶事を嗜まれる方に数奇屋造りは最適です。日本人の和の心が安らぐ空間は何物にも変え難いですね。
四ツ間のある田舎建
最近建てる家には少なくなってきましたが、伝統的な住まいといえばこの『四つ間の家』。
入母屋つくりの立派な玄関を入ると、四つの和室が田の字型に作られています。
客間、居間、仏間床の間、寝間と日常的な役割はそれぞれあるのですが、冠婚葬祭の際などは四つ間を全て開けて大広間になります。
日本人の心に帰れる田舎建の家、中央には8寸(約24㎝)の大黒柱で家全体を支えると共に風格を高めてくれますし、『和のたたずまい』は飽きることがなく落ち着きます。
弊社が以前手掛けさせて頂いた邸宅にご案内も可能です。
いっしょに、じっくりと家づくりを語りましょう。
デザイナーズ住宅
デザイナーズ住宅とは、建築家によるこだわりを持った建築主と建築家の為のマッチングです。
数ある注文住宅の中で、どのようなお住まいをみなさまへご提供できるか。
いままでの技術や文化も大切にしつつ、お客様のライフスタイルを最も大切に考え、かっこよくも品質の高い、美しい木造住宅をご提供いたします。
日本庭園
庭園も普請道楽の大きな要素の一つです。庭によりご自宅の風格も格段に栄えます。
あなたのご自宅に相応しい庭園をご提案致します。